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久保田洋一のブログ
いつもどおりですが、気まぐれに書いていきます。2009年10月1日からfc2で再開しました。
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治水と環境の一体化 つづき120510木
治水と環境の一体化 つづき120510木

 1994年の尼崎の自然環境復元尼崎シンポジウムは、1992年の近自然工法のフォーラムに引き続き、私たち自然環境に興味を持つ人のネットワークをつくるための、大きなきっかけとなりました。当時、豊中でも同様な取り組みがあり、あちこちの先進事例を見に出掛けることも増えてきました。

 ちょうど宮崎駿、高畑勲によるドキュメント映画、「柳川掘割物語」ができたこともあって、柳川の広松伝(ひろまつつたえ)さんの講演なども、時折関西で開かれたりしていました。

 久保田も、京都府の仕事で、担当者と一緒に広松さんをたずねて柳川市に出掛けました。広松さんはそのころは柳川市の図書館長。下水の担当ではないということで、別の担当者が4名対応してくれました。しかし残念ながら、掘割の復活の話を聞くことはできませんでした。

 その後、大東市の仕事で、近江八幡市を訪問し、建築士の方から八幡堀の復活の話をうかがい、その次の日に広松さんを柳川から呼んで、講演をしていただくという、今考えたら、とてもぜいたくなことをしました。「(柳川の堀の復活は、)ほんとに一人で始めたんやねえ」という大東市職員の方の話は、まさに全員納得でした。

 その頃、いわゆるバブルの崩壊というものも始まっていました。

 一方で、私たちの仲間の間では、地域の事は地域で考える、地域には地域の技術を活かす、地域の昔からの技術は、自然と上手に付き合いながら、洪水を許容する文化となっている、などといった話も聞かれるようになっていました。
 このあたりの話は、新潟大学におられた大熊孝先生の著書「技術にも自治がある」に述べられています。信玄堤(しんげんづつみ)、霞提(かすみてい)、野越(のごし)、吉野川の第十堰(だいじゅうぜき)など、昔の人は自然に畏敬の念を払って「あふれさせる治水」を実践していたのです。そのあふれさせる治水の考え方は、2012年現在進みつつある、滋賀県の治水の方針につながっています。

 しかしその当時は、国の方針はこれとは正反対の、いわば「征服する治水」でした。自然と人を対立させるのではなく、自然と人の暮らしを一体と考える、自然と折り合う治水に目が向くのは、しばらく後のことになるのです。

 話を戻して、その年が明けた1995年1月17日に阪神淡路大震災がおきました。

(つづく)

(注:以下の写真は2003年のものです。)

庄下川3川合流点
 2003年11月22日、近畿水の塾のメンバーを中心に尼崎の庄下川を下りました。上流の3川合流点です。これも多自然川づくりの一環なのです。しかし人工的ですね。

庄下川清掃する人
 川沿いを歩けるということはすてきなことです。この頃、大阪市立大学におられた角野先生が、大阪の城北川を歩く人にアンケートをしており、川沿いを歩けることが良い評価になっていることを指摘しています。1人で清掃活動をしている人がいました。

庄下川噴水
 もう9年前になりますが、川の浄化のための噴水がありました。今はどうでしょうか。

庄下川園田学園
 園田学園付近です。近自然とか、多自然というよりは、治水効果を守りつつ、親水性向上が目的だったということが感じられます。この7年後、2000年に、園田学園を会場として、川に学ぶシンポジウムのプレシンポジウムを開催しました。

庄下川 魚遡上堰
 ところどころに堰がありました。魚を遡上できるように、階段状になっています。最近はこのような張り出し型ではなく、掘り込み型で、しかも両側につくる方向が望ましいとのことです。

庄下川阪神尼崎駅方面をみる
 下流部になると、断面を確保するために、水面に近い遊歩道はなくなっています。阪神尼崎駅方面をみます。

庄下川国道2号付近
 国道2号付近です。河川の美化という感じです。この頃は20年前とは異なり、異臭がすることも少なくなっていました。魚も戻っていました。

庄下川下流水門付近
 最下流です。水門があり、そこを介して大阪湾に流れていきます。


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