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久保田洋一のブログ
いつもどおりですが、気まぐれに書いていきます。2009年10月1日からfc2で再開しました。
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放射線被曝の歴史 中川保雄著
放射線被曝の歴史 中川保雄著 2012年2月25日

 放射線被ばくに関する歴史をきめ細かく記述しています。原子力開発を進める人が、原子力の平和利用をうたいはじめた状況や、科学的基準で被ばくを説明できなくなり、コストベネフィット解析という、経済的方法によって人に命をお金の価値で測るようになった経緯などが書かれています。よくここまで追求したものだと思います。しかも最初に出版されたのが1991年。もう20年以上も前なのです。

 アメリカを中心とした核産業に日本の支配者層が追随する状況が浮かんできます。現在の原子力推進派、原子力村といわれる支配層が、人の命をいかに軽視してきたかも感じることができます。
 今のままだと、原子力に生活をかけている人たちが、未来の放射線汚染などを気にもとめずに、原発再稼働、再処理、もんじゅ再開など、なりふり構わず進めることになるのでしょう。あまりにも悲しいことです。
 
 内容を解説したいのですが、内容が濃くて、久保田の能力を超えます。いくつか納得した記述を転記してごらんいただきたく思います。どうぞ。

 「今日の放射線被曝防護の基準とは、核・原子力開発のためにヒバクを強制する側が、それを強制される側に、ヒバクがやむをえないもので、我慢して受忍すべきものと思わせるために、科学的装いを凝らして作った社会的基準であり、原子力開発の推進策を政治的・経済的に支える行政的手段なのである。p225」

 「放射線関係者が国際的組織を作って自分達の健康のための被曝基準を制定したのは過去のことである。核の時代に入って以降、被曝防護の体制は、核兵器と原子力発電を至宝とする支配層が、被支配層者にヒバクを強要するための社会的仕組みとなった。被曝線量限度は、支配者による被支配者へのヒバク押しつけ限度である。ICRPは国際的科学権威の組織などと言える代物ではない。ICRPとは、ヒバクは人民に押しつけ、経済的・政治的利益は原子力産業と支配層にもたらす国際的委員会である。p263-264」

注:ICRP:国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい: International Commission on Radiological Protection)

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