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久保田洋一のブログ
いつもどおりですが、気まぐれに書いていきます。2009年10月1日からfc2で再開しました。
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東日本大震災を語る会
2011年11月2日(水)、大学のOB中心に開催された「東日本大震災を語る会」に参加してきました。

 以前神戸大学におられた重村力先生(現在神奈川大学)が話題提供され、現場で体験された話は説得力がありました。
 以下、概要や感じたことなどを記しておきます。

・調査の視点
1)高台移転
2)防潮提
3)避難路
4)内陸で避難、物流などで支援する集落・施設
5)津波教育

物流でいえば、
・自衛隊、クロネコヤマトが物流ルートの再構築が上手だった。
・流通ではローソンが一人勝ちの様子だったが、最近は仮設店舗が増えてきた

津波教育でいえば、

・石巻市の大川小学校は、逃げる議論をしていることが津波に巻き込まれた原因にもなったらしい
・生存者に話を聞きにくい。
・阪神淡路大震災の時も、亡くなった人の家族に原因を聞くことができなかった。
・生き残った人が、PTSDになっている状況もある。
・普段からどう逃げるかを考えることも重要
・裏山に逃げる階段をつくっていた学校や、高い堤防をつくっていた集落、昭和8年の津波の後に高台に住宅を移転させていた地区が無事だった。
・低い土地には戦後引き揚げてきた人が住みついた。
・浜とすまいが離れていると、漁具の置き場が荒らされるために、寝泊まりするようになり、次第に住居になる。


・1973年、大学で「杜の都仙台のすがた」を提案。津波が来るところは緑地にしていたが、現実はそうならなかった。泉市のゆりあげ地区など。
・今後、低地が広範囲にあるところは、逃げ込める高い建築物が必要。

・吉浜は「あわび」の最高級品がとれるところで有名。明治時代に標高20m以上のところに住宅を移転。その後外部の人が低い場所に来たが、昭和8年津波のあと、そこも移転したため、今回地域全部が守られた。模範的な移転だろう。

・山田町船越田の浜地区は、80年前に240戸が高所移転。後に低地に移転したところが被害にあった。

・普代村は、明治昭和の被害ののち、15.5mの防潮堤建設。その上流に松林。その上流に5mの堤防があり、守られた。同じ村の太田名部地区も同じ高さの防潮堤が住宅地を守った。
・大船渡市の越喜来(おきらい)小学校は、川田さんという議員が大演説をして、2010年12月に、2階から山につながる通路を建設、避難が円滑にできた。河田さんは地震が来る10日前に亡くなった。子どもは全員助かった。

・大船渡小学校も日常的に訓練していた。常に学習していたことがよかった。

・尾根道をつくるべきでは。体育館、グランドなどをつくるなどがよいのでは。


◆復興については世界的に反省がある。地域社会と地域経済の復元力を働かせて、持続的復興をめざしたい。

①「地域社会の持続」
・阪神淡路大震災の後、仮設住宅建設には厚生省が公用地に固執した。これは伊勢湾台風の時にスラムが残ったのが民有地だったから。それで明石の山奥や篠山にできた。しかし、地域から全く離れた場所で高齢者が1人仮設住宅にはいっても生活できない。
・中越では、例えばやまこし村は村全体で移転できた。これだと互助能力が発揮できる。
・ジャワ中部もコミュニティ単位で復興が進められている。

②「地域経済の持続」
 ハリケーンカトリーナの後で、役所は人々にお金を渡してでていかせた。しかし出た人がスラムを形成することになった。ニューオーリンズ活力がそがれた。現在は復原力を大切にする方向がテーマ。

③「地域景観の連続」(略)

④「地域構造の転換」
・多重防御、高所移転、街の機能と中心性の回復など

◆久保田の疑問など
①盛土道路は、河川氾濫からみたら問題もあるので、そのは配慮が必要と質問しました。これに対して、重村先生は、その点は考慮しているが、実際は急斜面が多いので、盛土がよさそうな場合が多い。とのことでした。

以下は備忘録です。
②いなむらの火は1856年の津波についての実話ですが、H町職員はあまり防災に関心がない様子だと知人が言っていた。

③放射能の問題は大きいが、浜通りでは、復旧・復興が、より現実の課題であり、放射能が10倍とかいわれても、どうしてよいか不明。自分はできることを要請に応じてするくらいか。

④コンサルタント需要はあるのだろうか。

⑤現場で話しを聞くことが大切なのだろう。

 取り急ぎのなぐりがき状態ですが、また整理したいと思います。今日はお休みなさい。
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