久しぶりの福島尾瀬 2021年6月20日から25日 |
とてもお久しぶりです。久保田、生きています。体調もまあまあです。新型コロナの影響もあり、地域の活動はかなり滞っていますけれど、山行きができる幸せを感じています。 2021年6月20日から25日 尾瀬と福島などをめぐってきました。 06月20日(日)05:13発 13:52越後八海山ロープウエイ駐車場着 八海山は曇りで周りは見えませんでしたけど、涼しい風を感じました。 16:00南魚沼市の小出駅近くのホテルオカベ着。紹介してもらい、川を渡った商店街はずれの居酒屋へ。響(ひびき)という若者が中心に運営しているところで、注文も最近の傾向でタブレットでした。美味しかったです。お勧めです。
越後川口のサービスエリアで休憩。信濃川が見えました。
八海山ロープウエイの山頂駅です。周りは真っ白。
居酒屋「響」若者中心の運営で親切でした。お勧めです。
06月21日(月)08:40ホテルオカベ発 尾瀬の御池駐車場をめざします。近道は途中で途切れている不安もあり、田子倉ダムを回るルートを選択。結局02:30ほどかかりました。予定より1時間遅れです。でも御池発11:20発のバスがあり、沼山峠へ。沼山峠から尾瀬沼を経由して見晴(みはらし)を目指しました。最初はけっこうな登りで、荷物が重かったです。 尾瀬沼湖畔のビジターセンターで休憩して、進みます。沼尻付近のベンチで休憩しているおじさんが、連れ合いのことをみて、「がんじょうな足だね」と誉め言葉。そうだったのか。頑丈な足だったのか。 16:10過ぎに見晴の弥四郎小屋に到着。20名ほどの宿泊があるとのことでした。お風呂が気持ちよかったです。
尾瀬の入り口沼山峠です。
尾瀬沼付近まできました。この近くでおじさんが「おくさんは頑丈な足だね」と彼女をほめてくれました(?!)
尾瀬沼付近から燧ケ岳をみます。今回は見るだけ。格好良いです。
宿舎の弥四郎小屋です。別館ができていて、きれいでした。お風呂が何より。
06月22日(火)07:00発 北側の道を三条の滝へ向かって出発。温泉小屋で休憩などをして山道をアップダウンしながら08:45に三条の滝展望台へ。かなりの水量で驚きました。10:14温泉小屋でコーヒーを一杯。山小屋のお兄さんが親切でした。生き返りました。10:35発。 いくよさんの意見で牛首分岐を目指すことに。11:22、東電小屋、はなまめソフトひとつを二人で食べました。500円。ヘリコプターが荷物を上げ下ろしていました。1週間に1回程度だそうです。ボッカのお兄さんたちもみました。すごいです。12:02ヨッピ吊橋で昼食、13:08牛首分岐で休憩、ちょうど環境省の調査に来ている方々が竜宮現象のところで説明をされていました。自然にできたサイホン現象のようです。14:31弥四郎小屋に戻りました。宿泊者は合計5名、女性は彼女だけだったので、家族風呂にしてくれました。親切です。
6月22日朝、弥四郎小屋の部屋から至仏山がきれいにみえました。
三条の滝です。展望台からは少し離れていますが、迫力は感じました。
東電小屋にヘリコプターがきていました。あちこちの山小屋を行き来していました。
尾瀬ヶ原の木道から、池塘越しに燧ケ岳がきれいでした。
ボッカのお兄さんたちが鳩待峠に戻るようです。
06月23日(水)06:48発 朝の食事は私たち2人だけでした。宿泊した5名のうちのこりの3人は、早くから登山だったようです。昨日通った三条の滝のルートを行き、三条の滝分解から御池を目指します。天神田代、西田代、中田代、上田代、姫田代など、湿原が連続して現れます。尾瀬ヶ原は、ほんとに大きな湿原の集合体です。
弥四郎小屋の朝食です。けっこうなボリュームでした。
湿原地帯にあるワタスゲ、イワカガミなどです。モウセンゴケの群落もありました。そういえば水芭蕉もあちこちにありました。
尾瀬はここまで。御池駐車場を11:13に出て、福島市へ向かいます。15:35ホテルメッツ福島着。連れ合いは以前、2011年3月の原発事故の際に福島市から宝塚に避難してきていた親子と再会。保育所でみていた子どもは中学生だそうです。久保田は中学時代に陸上部で一緒だった斎藤くんと再会。懐かしかったです。
福島第2中学校時代の陸上部の友人、斎藤勝雄くんと再会。昔の話でもりあがりました。2年前ご健在だった顧問の村田先生は最近亡くなられたそうです。90歳過ぎだったとのこと。
06月24日(木)08:50発 古関裕而記念館をみて、沼津に向かいました。沼津で1泊して25日は河内(こうち)の大石を見て、帰宅。河内の大石を見学していた際に誘われて、旅芸人の演劇をみたりして面白かったです。長いような短いような、でも盛りだくさんの東北行きでした。 ありがとうございました。
古関裕而記念館です。久保田の卒業した福島第3小学校の校歌も古関裕而さんの作曲です。
福島駅前にある古関裕而さんの銅像。1時間ごとに曲が流れます。昔、久保田が福島駅を発つときは、友人たちがホタルノヒカリを申し込んで流してくれました。
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甲斐駒ケ岳 2016年7月12、13日 |
甲斐駒ヶ岳 2016(平成28)年7月12日(火)~13日(水)
昔からあこがれていた甲斐駒ヶ岳に行ってきました。 2016(平成28)年7月12日(火) 朝5時半に家を出て、伊那市の仙流荘着が11時。そこに車を止めて12時10分のバスで北沢峠へ。客は私たち二人だけで、運転手さんが親切に案内してくれました。しばらく行くと、森林の中でサルを数匹見かけました。その後彼女がクマを見ました。運転手さんによれば最近時々見かけるそうです。
林道の切れ間から見る鋸岳(のこぎりだけ)はその名のとおり、ぎざぎざの山で、頂上付近にわずかに小さな穴が開いているのが特徴です。200名山だそうです。見るからに厳しそうでした。 少しすると鋸岳の右側奥に甲斐駒ヶ岳が見えてきました。格好のよい三角錐です。白く雪をかぶったような花崗岩の山です。白さが目立ちます。 13時10分北沢峠着、バスが仙水小屋にむかう場所まで500mほど下りてくれました。 13時50分仙水小屋着(泊)。小さな宿で客は合計7名。トイレは洗浄水が流れ放しで不思議だったです。
7月13日(水) 雨が予想されたので、早めに登ることにして以下のスケジュールで往復しました。仙水峠で摩利支天が少し見えただけで結局周りは見えず。それでも早めに登ったのでよかったです。
04:55仙水小屋発 05:25仙水峠~05:30 07:10駒津峰~07:20 07:53六方石 08:40摩利支天分岐(この頃から雨) 09:20甲斐駒ヶ岳頂上~09:30 09:50摩利支天分岐 11:05駒津峰 12:02双児山(ふたごやま) 12:30休憩~12:35 13:10休憩~13:20 14:05北沢峠
結局仙水小屋からの 登りが4:25 下りが4:35 ちょうど9時間かかりました。帰りのコースが双児山経由だったのですが、アップダウンが厳しく、仙水小屋経由のほうが、恐らく楽だったと思います。駒津峰から1時間50分のコースを、3時間をかけて下りました。9時前からずっと雨に降られたので、かなり濡れました。彼女も気圧の変化で体調が十分でなく、申し訳なかったです。 次の日、仙丈ヶ岳を目指すつもりでしたが、疲れたので、こもれび荘から衛星電話で仙丈小屋にキャンセルの連絡をいれ、服や靴を乾燥室に入れてゆっくりすることにしました。衛星電話は1分300円也。
7月14日(木) 朝、乾燥室に出向くと、なんと靴や服が乾いておらずびっくり。夜にバーナーをつけていなかったようなのです。早速申し入れてつけてもらいました。結局靴は十分乾きませんでしたけれど、登らないことにしていたのでよしとしました。 バスの時間が10時でゆっくりなので、朝食のお弁当を食べ、7時から林道を山梨側に30分ほど、摩利支天や甲斐駒を眺められる場所まで歩き、途中北岳が見える展望台にも少し登りました。
9時前に北沢峠に戻ると、ちょうど仙流荘からのバスが到着しました。付近をうろうろしていると、もう1台のバスが到着。人が多く臨時便が出たそうです。1台は9時過ぎに下るというので急きょ乗せてもらい、伊那市の観光課の女性と3人で下へ。途中で女性は観光撮影で下車されて結局仙流荘は2名で到着。行きも帰りも貸し切り状態で運転手さんとおしゃべりしながら10時10分仙流荘到着。
その後霧ヶ峰の八島湿原などを巡って、静岡の娘の家に向かいました。八島湿原では、ガイドツアー(1時間一人1500円)をお願いして、増田さんという女性ガイドさんの植物に対する熱い思いに感心しました。「シシウド」「ハバナイボクチ」ってご存じですか?初めて聞く名前でしたが、増田さんの熱く語る姿を見て覚えてしまいました。
そんなわけで、後は娘と富士山周辺や沼津市周辺を巡ってゆっくりと帰宅しました。沼津市の美観地区、シーラカンスミュジアム、柿田川などの報告はまた次回に。それぞれ感慨深いものがありました。 平和な日々に感謝です。ありがとうございました。
林道からみた甲斐駒ケ岳です。白い三角錐の美しい山です。
仙水峠から摩利支天を背景に。摩利支天の左奥に甲斐駒ケ岳が見える予定でした。
駒ケ峰です。
登山道途中にあるダケカンバです。登山道の上のほう、だた一本の樹木です。よく生きていると思いました。
甲斐駒ケ岳山頂です。ちょうど雨が小降りになりました。
甲斐駒ケ岳山頂。続きです。ほこらがありました。
7月14日(木)仙丈ケ岳は断念して、林道を山梨県側に30分ほどくだりました。摩利支天(右)と甲斐駒ケ岳(左)が奥に見えます。
林道から鋸岳を眺めます。中央近くに小さな穴があります。「鹿の窓」というそうです。
霧ヶ峰の八島湿原を訪問しました。「シシウド」「ハバヤマボクチ」が新たなキーワードです。
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瑞牆金峰(みずがききんぷ)2016年4月22、23日 |
瑞牆金峰(みずがききんぷ)2016年4月21日~25日 大学後輩のM原さんがかなり前に登ったと言っていた、瑞牆山と金峰山に行ってきました。フェリーさんふらわあで九州旅行を予定していましたが、地震の影響もあり、申し訳ないのですがキャンセルさせてもらい、急きょ決めました。
最近は車ででかけることが増えてきました。1日目は長野県側の金峰山荘(長野県では「きんぽうさんそう」と呼ぶそうです)に宿泊して、22日朝から登りました。前日20日から開設されたそうで、宿泊客はわたしたち2人だけでした。 最後の水場の上は氷がかなり残っていました。アイゼンを持参してよかったです。金峰山荘からは雪が深く、通常20分のコースを40分以上かけて足をとられながら頂上へ。天気も良く、周囲が見通せて気分爽快でした。瑞牆山は西の方角に見下ろします。その右側に見える小川山の方が標高が高いことから、瑞牆山は岩だけが見える普通の山に見えました。
結局ゆっくり休みながらの登山で6時40分発、15時帰着ですから8時間20分ほどかかりました。歩いた時間は6時間30分ほどです。帰りの林道歩きがくたびれました。少し休んで瑞牆山荘へ向かいました。 途中、瑞牆山が良く見える場所があり、見ごたえのあるりりしい山容が目立ちました。上から見る風景とは全く異なる雄々しい山です。
23日は瑞牆山荘発。これも宿泊客は3人だけ。しかし朝の駐車場は10台ほどが止まっており、朝から登る人が多いようです。このコースの方が圧倒的に登山者が多いとのことでした。東京からのアクセスが便利なようです。 瑞牆山は岩の山。最後の登りまではアイゼン無し。しかし最後の10分ほどの北側斜面に氷が残っており、アイゼン必須でした。頂上は展望が良く、快適でした。
急きょ決めた山行きでしたが、天気にも恵まれ、よかったです。熊本の方々に申し訳ないですが、楽しませてもらいました。 昨年から百名山を意識するようになり、立派な山に登らせていただき、感謝です。ありがとうございました。
金峰山への分岐点です。このあたりはまだ氷や雪がありません。
頂上近くです。遠くに仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳がみえます。
金峰山頂上です。大きな岩山がありました。
瑞牆山を背景に。山頂付近は足がすっぽり入るくらい雪が残っていました。
金峰山荘です。長野県側は「きんぽうさんそう」と呼ぶそうです。
4月23日は瑞牆山荘から瑞牆山です。駐車場には5台ほどの車が止めてありました。早朝から登る人も多いようです。富士見平小屋のキャンプ場もけっこうな人でした。
右から、北岳、間の岳、農鳥岳などでしょうか。きれいに見えました。
金峰山からも遠望した、正面右が甲斐駒ケ岳、その左に仙丈ケ岳です。仙丈ケ岳は雪で覆われていました。
富士山です。ひときわ目立ちます。
金峰山です。昨4月22日に登った山です。これが奥秩父の最高峰ということだそうです。
瑞牆山山頂です。金峰山と異なり、多くの登山者でにぎわっていました。山頂の北側のみ登山道が凍っていました。
八ヶ岳を背景に記念写真です。
登山道にある、桃太郎石です。誰もがそう思うらしいです。
瑞牆山荘への林道から見た瑞牆山です。山梨県側から見ると、迫力があります。
登山道から見た瑞牆山です。花崗岩の岩がいくつもそびえています。
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荒島岳 2015年9月21日~23日 |
荒島岳 2015年9月21日~23日 荒島岳。2015年9月22日。あまり知られていませんが、百名山のひとつです。越前大野のまちは、わき水があちこちにあり、すてきでした。「ひろけん」という居酒屋さんも気に入りました。荒島岳は急登が続き、登り3時間40分、下り2時間50分。暑さもあって厳しい山でした。でも360度の展望は素晴らしかったです。彼女の誕生日でした。ありがとうございました。
永平寺杉の巨木群です。40mほどもありそうな巨木がたくさんありました。
越前大野のまちなみです。清水があちこちにあります。自由に飲むことができます。
御清水(おしょうず)です。歴史がありそうです。
御清水の解説です。親切です。
荒島岳のブナ林です。立派でした。
白山方面を遠望しました。
ブナの根っこです。鞍馬山を思い出しました。
荒島岳の頂上です。きびしい登りでした。でも天気がよく、晴れ晴れしました。
帰りに九頭竜ダムを見に行きました。
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